体験レッスン

昨日の新しい生徒さん、遠隔レッスンででしたが、やはりZoomよりFace Timeの方がこちらの鍵盤を見せたり相手の鍵盤を見やすかったり使いやすい。

コードの成り立ちから指導することになりますが、Chord toneを使って歌うフレーズを弾ける様になることがいかに大切か、私も改めて気付く事となりました。普段はもう少し複雑なハーモニーの練習などしているので、かえって新鮮です。私の師匠クリスティアン・ジェーコフに教わった通り、あとは3rd,7thの使い方を始めたばかりの人にどう説明するか、これも理解の範疇が生徒さんによって千差万別なのですが、調整のある音楽はこの事を抜きには説明できない。その新しい生徒さんは以前タブ譜でギターを弾いていたとの事ですが、タブ譜の音もスケールの構成音であり、痛し痒しですね。自分のサウンドを見つけるにはやはりスケールを学ぶ必要性を感じます。

更に、Minorの基本的三つのスケール、Natural minor,Harmonic minor,Melodic minorを理解しないとm7,m△7の成り立ちも理解し辛い。どうして自然単音階、和声的短音階、旋律的単音階とニホン語で言い表さないかと言うと、ジャズポップスはアメリカで発展した音楽なので、英語で理解した方が分かり易いからです。

また、コードは覚えるものではなく理解するもので、スケールを学んだ後応用できる様になればタブ譜の構成音も理解できる様になります。

急がば回れと言いますが、先ずここからレッスンを始めると、曲の構成、弾き語りをやりたい方でも間奏の弾き方など、なんとなくから脱却できます。

今回は少し難しい事を書いたので、次回からまた日々の思いをつらつらと書く様にするかな。

 

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