もちろん、当方の教室でも、FACE TIME充実、Skypeを利用しております。手の消毒も行っておりますし、鍵盤も人が変わる毎に消毒をしており、安心して通って頂ける準備はしております。また、これを機械に、遠方の方もレッスンの見学をされればいかがでしょうか。
元々ずっと一対一で教えてきましたので、相手の人に合った段階からレッスンをせざるを得ないのですが、私がアメリカで習った方式は、スケールとそこから成り立つしケールをつなげることからじまります。左手も同様、ごく基礎的な音使いをまず自由に扱える段階から教えます。そうでないと、アウトした新しいフレーズもインサイドを知らなけえば、外れる事ができないからです。
音楽の三要素は、リズム、ハーモニー、メロディーですが、まず鍵盤のどこを押さえるかが分からなければリズムをつけてそのフレーズなりが弾けません。そこに至るには本当に様々な人達の個性と知識、理解工程があり、ここでそれを一言で言い表すことはできません。またその事はどの理論書にも書いていないのです。
このように少し弾けるようなった後、ピアノに対するタッチ、音色、ダイナミクス、アーティキュレーションを学べば、あとは少しずつセッションに通い、あんさんぶるの楽しみを覚えればしめたものです。
ジャズ、ポピュラーも土台はクラシックですので、その楽典の知識無しには先に進めません。何か好きな曲を題材にして、それらを習得して行くと、早い人で人にもよりますが、一年位でセッションをできるようになります。
とにかくレッスンの環境は静かです。時間も大体位1時間が目安で、あまり急かせるような事はありません。また生徒さんの中には前に習ったことがある方が居て、難しいハーモニーが弾けたり、ハービー・ハンコックのようなフレーズを弾ける人もいるのですが、なぜか大方がなぜその音を抑えているかを知らず、前に習った所では、何でもいいからこう弾いていれば良いと言われたと説明する人もいます。複雑な事ができるのは大変結構ですが、それだけを覚え込んでしまうと、毎回同じことしか弾けなくなってしまいます、コードトーンという基礎の音でも十分にカッコのいい事ができますから、最初から丁寧いに練習することをお勧めします。
ジャズピアノの歴史は、譜面に頼らなかった時期が1900年初頭から1920年くらいまでありますが、それ以降は、コードシンボルさえ共通して読む事ができれば、世界中のミュージシャンがすぐにアンサンブルできる偉大なアートフォームになりました。
後々そこにまたクラシックの影響も重なり合い、私の好きなピアニストは、STEVE KUHNやBILL EVANSなど、クラシックの素養WO充分に音楽に生かせるピアニストが好きです。生徒さんとも、理論的なことのみならず、音色やタッチ、アプローチにより10点を置いたレッスンができればと思っています。