しばらくグログなど書いてはいなかったが、まあ書く気も起きず、何を書けば良いかも分からず、コロナ騒動で儲けて居る奴はびくともせず、音楽教室をやってる奴は生徒が減っただの、なんだか訳の分からないZOOMなるものでレッスンを直ぐにできる人達はびくともしなかったようだが、まあ、私のようなアナログ機械音痴が、いち早くそんなもの導入できる筈もなく、なんだかFACE TIMEというI PHONEについてるセコなテレビ電話みてえなヤツで、実際今まで会っていた生徒に、、いや、どうも、なんて言ってる様は、どう見たって間抜けのオタンコナスで、ああ、そこの左手がですねえ、なんて今までマンツーマンでは見えなかった部分を注意するのに役立ちましたが、どうなんでしょうねえ。このままFACE TIME やzoomでレッスンする人たちが居るのもそれで良し、ですが、やはり対面して相手のピアノの音を直に聞かないと分からないことも多い。翻って、画面でレッスンして居る訳ですから、こちらの指の動きを大きく写して見せたり、人によっては真後ろから写って居る生徒さんもいらっしゃるので、ピアノを弾くフォームをより細かく説明できたりと、一長一短ですな。
たまに生徒でいい女が来たりすると、いやあ、ZOOMなんていけません。あんなもので上手くなったヤツあ見たこともない、やはりこうやって手取り足取り、おっと、そこの小指は違う鍵盤にのってますよ。ノルんだったら他のものにノッタ方が面白くありませんか。例えばですねえ。スポーツカーで首都高ヒールアンドトーでアクセルベタ踏み、目が回りますよ。こんなセコなジ〜マイナ〜わ〜んなんてどうでもいい。しかしなあ、今はそれもおいそれとできない時代になって、つまんねえのなんのって。
前は酒飲んでタバコ吸って教えてましたがね、生徒があまりにも弾けないと自然酒量が上がりまして、まあお前もいっぱい飲みねえ、景気つけたら上手くなるかも知んねえ、なんてなんの根拠も無いことを言って自分が飲むために生徒にも無理やり飲ませたりしてましたが、何時間教えてるのか分かんなくなっちゃう 。
私の師匠、宅孝二大先生は大のヘヴィースモーカー、チェインスモーカーで、鍵盤に灰をボロボロ落としていて、黒鍵と灰鍵のピアノ弾いてましたからねえ。
昨今YOUTUBEを見ると、ピアノ教室のサイトが増えたね。内容はどうあれ1時間近く女の先生で、笑顔でベラベラ喋る才能がある人でなくては、あれは務まらない。まあ私にはできないということだけれど、まあ本当によくしゃべる。子供相手の音楽教室とは言えど、ああいう風にベラベラ喋れる人でないとピアノ教室などできないのかも知れない。いやんなっちまう。またその喋る内容が、いかにして生徒を増やすか、の一気通貫なのだが、ポスティング、近くにある同業者との差のつけ方、ブログを毎日のように書く。GOOGLEの上位の上がり方、麻雀じゃねえか、こちとら正岡子規じゃ無いんだから。毎日文章なんか書けないし、大体子供相手じゃないから、あの生徒の仕事はどうもカタギではないらしい、なんて書いたら、余計な事に巻き込まれるじゃないか。大体子供相手のレッスンはお母さんと良好な関係を保っていればなんとかなると思うのだが、大人相手のジャズピアノ教室に、年老いたお母様が同行して、どうかうちの息子、娘をよろしく、なんてヨックモックのクッキーなんぞ置かれて行っては、キミが悪くてやってられない。子供にはあまり教えたことがないからなんとも言えませんが、このコロナのアクシデントを別にしても、私は、習いに来た人に必ず「何がやりたいんですか。何を弾きたいんですか」と必ず聞くようにしている。
大人なんだから何か思うことあって習いに来ているワケだし、「いやあ、ダンナ、よくぞ聞いてくれやした。さすが。ダンナは冴えてますな。何がしたいんだとお聞きになる。そりゃあね。2、3回習えばすすす〜〜と弾けるようになりゃああっしも大助かりってなもんだ。だが世の中うまくそうは行かねえんでさあ」なんて粋な生徒が来るはずない。「実際ね、人生なんてまあ、暇つぶしみたいなもんでさあ。で、まあ、ゆ〜ドビ〜そ〜ナイスつ〜かむほ〜むつ〜なんて、ちょっとスナックで弾けたら、あらターさん、スミに置けないじゃない、ピアノ弾けるなんて知らなかった。はいこれ私の奢りよ」なんてママがね、ていうかそういう店少なくなりましたね。
まあ、それでも立派な理由なんです。ママちゃんにモテるように一曲弾けるようになるのもオツでしょ。
ああ、私も生徒を集めようと思って嫌なブログ書くことにしたのに、こんな文章しか書けなかった。加えて、この文章変換機が小学生低学年の漢字の知識しか持っていやがらなくて、こんな薄べったい金属の板、必要なければ、壁に叩きつけて足でグシャグシャにしてふんずけてやりたいよこんなもの。で生徒募集してます。