まあそういう事で、おかげ様で各方面で教えたりピアノ弾いたり、だって他に何やれっていうんですか。バブルの時代、銀座のナイトクラブでピアノを弾いていたのですが、客筋が時代が時代だっただけに、不動産屋、会社の偉いさん、俳優、宝石鑑定業、何してるかわかんない人、私の弾いていたピアノのそばの席に座るんですよ。そしてベラベラ人前では絶対喋らない様な事を、アルコールと、チイママの旨い相槌で喋るわ喋るわ。警察の偉いさんとその筋の偉いさんが同じテーブルで酒を組み交わしてるのですから。それで分かったことは数知らずあれど、本当にカネを儲けるには、法律違反すれすれを行ったりきたりしないと、本当の意味で儲かんないという事を嫌というほど眼のあたりにしました。だからっていうわけではないのですが、ピアノ弾いてるぐらいが身の丈にあってるんです。さあ、また続きは後で書くか。