不定期でも書かなければならないのだろう。なアンダくだらん。大方のブログは絵文字とか段を大幅に明けてとか、また極端に真逆のものは、ミュージシャンに関係するブログで、小難しい音楽理論を譜面と共に開陳し、さあ、このフレーズを弾けるようになれば、君もジョン・スコフィールド等々、笑かすな。
少し古い言葉で言えば畳の上の水練に同じ。つまり空手の本を百冊読んでも、空手黒帯には決してならない。ある意味罪作りな「ぶろぐ」がめだつ。こう書いてしまえば私は何を書けば良いのか。そういう私も誰かピアノを習いに来てくれれば嬉しい。やはりブログと実際面と向かって何事かを教授する事との違いに、教わる側は大きなズレがあることを実感してもらうしかなかろう。理論書だって今流行りのAIが書いたものではない。どこかに書き損ね、漏れがあってしかるべきで、更にその理論書に書いてある教わったことをそのままステージで演奏すると思ったほど効果が無いばかりか、共演者からコバカにされるものも散見される。油断してはならない。
また、皮肉なことにすばらしい演奏家が100%が教え上手ではないことも事実で、怒りの沸騰点がやたら低い御仁もいる事をお忘れ無く。別段私のことを良く書こうとしているのではないが、クラシックピアノに先生にその手の御仁が多く、私も若い頃大変に嫌な思いをした。だから私がピアノを教えることを決めたときに決心した事はただ二つのみ。すぐにイライラしてキーキーど怒鳴らない。赤鉛筆で「ここはForteといったでしょ!」とか、とにかく音楽とはまったく関係ないことで生徒に嫌な思いをさせない。この二項目のみである。
だいたいジャズも含めて、クラシックもeducational musicになって随分経つが、いまだ、オマエ、フランス人かよ!オマエ、ドイツ人かよ!だいたいモーツアルトやベーさんはドイツ人ではない。ドイツ語は話していたと思うが、ジャズも含めそれを日本語で教える齟齬を感じつつ、巨匠がアーダラコーダライってったことは参考で沢山だ。歌舞伎も江戸時代、百眼ロウソクで演じていたそうな。だから今の歌舞伎は円日の動きが速い。これも電気のおかげだが、モーツアルトの時代だってロウソクの灯りでで譜面見てたろう。テンポが今より遅かったのではないか。
彼が生まれたのは、現在のオーストリア、ザルツブルグ、当時は神聖ローマ帝国の一部だったという。国名に「神聖」とついく土地柄とはどんなところだったんでしょう。ベートーベンも、神聖ローマ帝国ケルン大司教領に生まれたとある。この二人、少なくともGermanではない。神聖東京都領小池百合子世田谷区なんて想像さえつかないし、耶蘇教を信じない日本人がそんな名前を役所に行くときの記名が面倒だで終わりだろう。
それでもアメリカで教わってきたことには少なからず天にも通づる真実があって、それ教えると言うより分かち合いたいというのが私の願はあります。だけど生徒さんには強制はしません。赤鉛筆も持ってないよ。
だいたい「南」なんて苗字さえ怪しいぞ。中国に演奏で行ったとき、少数ながら同じ苗字を有する人が居ることを聞いた。韓国人からも「ナム」という苗字が存在することを聞いた。DNAをたどれば大して変わらないんじゃないの?私は東京生まれ育ちですが父親が関西でしたから、奈良とか、帰化人、ニホンに文明をもたらした中国人と遠い親戚で無いと誰が言えましょうか。
まあ、どうでも良いんだけどね。なまえなんて。南 博、二文字で区役所等名前書くとき面倒でなく良いですよ。そんなもんです。良く演奏しているベーシスト金森君は高校時代をアメリカで過ごしたそうで、日本に帰ってきてから色々苦労したそうです。先輩後輩、上下関係、その他諸々。頭の良い奴ですから斯界をうまく泳いでいるようで心配はしていませんが、たまにこのニホン特有の上下関係の話になります。だって我々儒教を骨の髄から学んでいないのに、小学校の頃から先輩後輩の上下関係がなぜか存在し、最近はパイセンと呼ぶらしいですね。パイセン、そこには尊敬憧憬が本当に含まれているか疑問です。あ、眠剤効いてきたからねます。